9年生社創 SDGs×食

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9年生の社創では、「波紋」をテーマにさまざまな活動を行っています。そのうちの1つ「SDGs×食グループ」は、昨年度より地元の農家(安実農場)、スーパー(CULSA)、福井大学SDGs推進室等を訪れ、地産地消や環境保全への取り組みについて学んだり、フードロス調査をしたりしてきました。これらの活動をしていくうちにSDGsの大切さを改めて知り、自分たちも何か協力したいという思いが強くなりました。ちょうど、新幹線の敦賀延伸も控えていたため、「地元の生産物を使ったお弁当で福井をPRする」ことを目標に据え、活動を開始しました。

市販のお弁当には子供向けのものが少ないという現状を踏まえ、「子供も好んで食べられる内容のお弁当」というテーマのもと、デリアテールの協力を得ながら何度も試作を繰り返し、ようやく完成を迎えることができました。

「恐竜弁当」と名づけられたこのお弁当は、恐竜王国福井をモチーフとした内容となっており、六条大麦やとみつ金時、越のルビーや福井梅など、地元の食材がふんだんに使われています。それらの食材を、恐竜の食料や足跡、棲んでいる森などに見立てて配置し、見ても味わっても楽しいお弁当となりました。11月23日(土)から販売する予定となっています。生徒たちが開発したこのお弁当の販売が地産地消や地域活性化の一助となり、SDGsへの取り組みの広がりにつながってくれることを願っています。

生徒たちが考えたお弁当のアイディア図