2024.11.13
附属幼稚園の年長さんが後期課程に遊びに来てくれました。年長さんたちは最近、カメの飼育や色々な石を拾うことに興味を持っているそうで、「後期課程には大きなカメや珍しい岩石の標本がたくさんあるらしい」という話を聞いたことがきっかけです。
後期課程の生徒玄関を訪れた年長さんたちは、技術部生物部門が飼育しているニホンイシガメやスッポン、ミシシッピアカミミガメに興味津々。
その後、校舎の中を歩いていると、後期課程の生徒たちが教室の中から手を振ります。9年生は幼稚園に何度も遊びに行ったことがあり、「あ!一緒に遊んだお兄ちゃん!」と再会を喜んでいる年長さんの姿もありました。
9年生の美術の授業では、卒業制作として生徒たちが思い思いのものを作っています。「中に入って見ていっていいよ!」と先生に誘われた年長さんたちは、気付くと後期課程生徒たちの横にピタリとくっついていました。「これは、何をしているの?」、「私も猫大好き!」、「めっちゃ絵上手!」「これは何を削ってるの?」など、興奮しながら質問攻め。
プロジェクトルーム暁では、様々な岩石標本や骨格標本を見学。「この石、釘はくっつくよ!なんでなんで?」、「この骨は、何の骨?」と“不思議”と出会い、年長さんなりの感覚で科学を味わっていきます。
最後は、駐車場(砂利広場)へ行き、黄鉄鉱と呼ばれる金色に光る石を探しました。イベントとしての交流だけではなく、普段の学校生活の中に後期課程生徒と幼稚園児のふれあいが自然と生まれる空間に両者が満足する時間となりました。