2025.04.17
9年生の教室では、数学委員が授業者となり、数学の必要性を考える授業が行われていました。教室からは、「生活の効率を上げるため」、「夢とかを広げるため」、「問題を解決するため」、「ただそこにあるだけ(物理・法則)」、「数学は哲学」という意見がでました。また教科担任が「数学が受験になかったらやらない?」と聞くと、「やらない」という声が多く聞こえてきました。さらに子供たちからは「小学校まででいい」や「中学校までいい」という声があがり、数学委員が理由を聞くと「計算ができればいい」、「義務教育の内容だけでいい」という答えが返ってきました。数学委員が「なぜ義務教育まで学ばないといけないのか?」と尋ねると、「偉い人が決めたから…」と即答されていました。確かに…。附属義務教育学校の算数・数学科として、これかたどのような授業をしていくといいのだろうかと考えさせられました。数学委員も学級のみんなも難しい問いに対して、苦しい1時間になったかもしれませんが、この1時間を生かして、よりよい授業を共につくっていきましょう
2025年4月16日