2022.6.8
雨が降る日も多くなってきましたが、子どもたちは好きな遊びを毎日楽しんでいます。
電車遊びにウルトラマンごっこ、色水作りに鬼ごっこ
大好きな遊びはたくさんあるけれど、進級当初に比べて、友だちと一緒に遊ぶ子が増えてきたように感じます。
新しい環境にも慣れ、安心感を抱いたことで、一人ひとりの視野も広がり、友だちの姿にも気付くことが多くなったのだと思います。
その気付きの中で、友だちのしている遊びのおもしろさにも気付き、
「わたしもやりたい」
「いれて」
と、遊びをきっかけに子どもたちの関わりがたくさん生まれてきています。
お互いの思いを出し合いながら、
時には思いをぶつけあいながら、
友だちと遊ぶ楽しさを実感しています。
年中児は
「友だち」(他者)という新しい世界と出会う大切な時期です。
その出会いの中で、自分の気持ち、相手の気持ち、様々なことに
ゆっくりと時間をかけて触れていきます。
そうして生まれてくる「葛藤」「折り合い」ということを、
子どもたちは経験して、成長し、次の新しい世界に出会うのだと思います。
子どもたちが、自分や他者とゆっくりと向き合えるように、
保育者は、一人ひとりの気持ちを受け止め、
お互いの気持ちを代弁したり
一緒に考えたり
子どもたちの様子に合わせた援助をしていきたいと思います。