石の謎にせまる

2023.1.26

昨年末、一人の男の子が楽しんでいた「石の発掘」から始まった石遊び。

気が付けば、周りの子供たちが「何？おもしろそう、、、」と石の魅力に惹かれていきました。

 

園庭の石を見つけて洗って歯ブラシで磨いて観察したり

アルミホイルを金槌で叩いて、ペンで色をつけて宝石を作ったり

好きの広がり方は様々ですが、

「石」というものに対して、「あんなことしたい」「こんなことしたい」という子供たちの熱い思いがどんどん溢れてきています。

 

そんな「石」を愛する子供たちのために、福井県立恐竜博物館の方が幼稚園に来てくれました。

好きな遊びの時間に本物の発掘を体験させてもらい、

泥岩や砂岩を金槌で叩くと、葉っぱの化石やキラキラした小さな鉱物が見つかりました。

子供たちも大興奮で「すごい！！ライトを当てると光る！！」と感動していました。

 

みんなの時間には、学年全体で「化石」についての話をお聞きしました。

化石のでき方を教えてもらったり、本物の化石を触らせてもらったりすることで、

重さや感触など、五感を使って鉱物について学ぶことができました。

 

 

子供たちの姿を見て

「体験」「本物」「専門の先生」から得た経験と知識は

子供たちの好奇心や探求心をいつも以上に刺激したと思いました。

そして一人一人にとって、価値ある時間となったのだと思います。

 

この経験がどう繋がっていくのか楽しみです。