2022.5.25
4月に、水性マジックとキッチンペーパーを用いた「にじみ絵」でこいのぼりの鱗作りをしました。その時に使った「霧吹き」に子どもたちは興味を示し、それぞれの使い方・楽しみ方で霧吹き遊びを満喫しています。
「窓を流れる水滴」
「地面の色の変化」
「鉄棒から垂れる滴」
霧吹きが、対象物に触れることで発生する変化を楽しみつつ、素材による違いにもおもしろさを感じています。
変化そのものを楽しむ子がいる一方で、霧吹きを遊具の一つとして扱い、様々な遊び方を試している子たちもいます。
ときには、敵を倒す道具となったり、絵の具を混ぜてスプレーアートを楽しんでみたり、シャワーにして水の冷たさを感じてみたり、思い思いの使い方で霧吹き遊びを楽しんでいます。
絵の具で模造紙に豪快に吹きかけていると、
「なんか海みたい」
友だちと風船を狙っていると、
「12回で交代ね」
霧吹きに触れることで、子どもたちからは素敵な言葉がたくさん聞こえてきます。
今後も「霧吹き」という素材に、各々の感じ方・楽しみ方で子どもたちは関わっていくのだと思います。
そして、関わりの中で生まれるたくさんの「心動かされる経験」を大切にして、過ごしていきたいと思います。