2023.2.22
2月に入ってから、年中の子供たちの「宇宙熱」が高まっています。
始まりは一人の男の子が好きな遊びの時間に楽しんでいたロケット作りでしたが、「宇宙まで飛ばしたいんだ」という、男の子の声や思いをクラスや学園で共有することで、少しずつ遊びが広がっていきました。
子供たちの中で「宇宙研究所」と名付けられたその場所は、年長保育室と年少保育室の間にあるので、異年齢での関わりも自然と生まれていきました。
年長さんが「これ使ってもいいよ」と言って作ってくれた「研究所のチケット」
それを年中児や年少児に配って、宇宙研究所の案内を楽しんでいる子供たちです。
ロケットを作ったり、宇宙人になってみたり、惑星を作ってみたり、
一人一人がそれぞれの好きを通して、「宇宙」というものを多様に表現して楽しんでいました。
そんな風にして少しずつ出来上がっていく宇宙研究所の中で、本物のロケットの打ち上げも見ることができました。
暗闇の中でモニターに映る「H3ロケット」の姿を固唾を呑んで見守ります。
「3.2.1」自然と子供たちからカウントダウンが始まり、学年全員の心が一つになっていきます。
惜しくも2月17日はロケットが打ちあがることはありませんでしたが、
次の打ち上げ日を楽しみに待ちながら、今日も子供たちはそれぞれの「宇宙」を楽しんでいます。