2023.9.7
夏休み前に、子供たちが育てたミニトマトを狙うカラスがいました。ミニトマトを取られないようにと、子供たちは色々と作戦を考えていきました。
ですが、気が付けばいつのまにか折り紙でカラスを作るようになったり、図鑑で調べるようになったり、知らず知らずのうちにカラスのことが好きになっていった子供たち。
折り紙のカラスのお家を作りたいということになり、図鑑を開いてカラスの巣について研究していく姿がありました。
「材料は、ワラがいるんだよ」
「ワラって何?」
「茶色い草みたいなやつだよ」
友達と対話しながら、より本物に近づくために試行錯誤する姿がありました。
無事カラスのお家は完成しましたが、そこで興味が尽きないのが子供たちのおもしろいところです。
「ツバメの巣はワラじゃなくて、泥で作るらしいよ」
「カラスの卵は緑色なんだって」
「じゃあツルの巣はどんなのかな?」
という新たな「問い」が生まれ、「カラス」から「鳥」という分野へと子供たちの興味が広がっているのを感じることができました。