2023.12.7
「あーらしあらし おおあらし」
この元気な掛け声から始まるゲームが今子供たちに大人気です。
イスに座って円になり、鬼が出すお題に当てはまる子が、別のイスに移動するフルーツバスケットみたいなゲームですが、昼遊びの時間に毎日楽しんでいます。
お題はすべて鬼になった子が考えるのですが、その子の好きなものであったり、一生懸命考えたり、子供によって様々ですが、おもしろいものばかりです。
「青グループの人!!」
「すみっコぐらしが好きな人!!」
「髪の毛結んでる人!!」
ゲームをやり始めた頃は、「男の子」「女の子」といったようなお題を言う子が多かったですが、お題を考えることにもおもしろさを感じているようです。
「このお題を言ったら、友達が喜ぶかな」
「このお題なら、たくさんの友達が移動してくれるかな」
こんな風に子供たちが考えることは、実は「他者理解」に繋がることなのではないかなと考えています。遊びの中での、このように子供たちが考えることのできる時間や経験を、保障していきたいと思っています。
そうすることで「他者を思いやる心」が育つのだと思います。