2024.1.16
最近、遊びの中で新聞をいろいろ使用する機会があることと、字への関心が高まってきているのも相まって、新聞への興味が膨らんできている姿が見られます。
先日、サッカーをしている子供たちに興味を広げてほしいと、今やっているアジアカップの紹介を新聞を通してしました。
「日本ってアジア?」「じゃあ、スペインは?」「それはヨーロッパだよ!」「アジアっていっぱい国があるんだね!」「日本のサッカーのランキングは?」
新聞紙一つでいろいろな情報が入り、子供たちの気付きへとつながっていきます。
お家から新聞記事を持ってきてくれる子もいます。
宇宙についての記事も結構出てきます。
電車遊びを楽しんでいる子供たちで、北陸新幹線開通に関する記事を切り取って玄関に貼っています。
大谷翔平さんに関する記事を自分で切り取り、自分なりの場所に貼っています。
自分の好きなこと、興味あることに関する記事を切り取るだけで、なにか嬉しいですし、自分の「好き」を形として表現しているとも言えます。
また、新聞の写真を見て、写真がきれいだったり、新たに興味をもったりしたことを切り取って、みんなに紹介することで、集団としても新たな気付き、そして高まりへとつながります。
新聞には手触りも含め、なにか立ち止まってゆっくりとその情報を味わっていく良さがあるようにも感じます。そして紙だけにアレンジしやすいこともあります。 それを切り取って、自分なりに言葉をつけ足し、自分自身が発信源となる嬉しさ。 好きなこととの記事を自分の手作りノートに貼って、「好き」ノートを作っている子もいました。
アナログとデジタル、いろいろな媒体を活用しながら、子供たちの新たな発見を促し、興味がさらに広がっていくようにしていけるといいなと思います。