2025.1.17
子どものなかで「2月になったら鬼が来る」とささやかれています。そんな今日、早くも鬼が登場しました。キャーキャー言いながら、少し用意していた新聞紙の豆をさっそく投げに行きました。そして、「もっと豆がいる」とせっせと豆を作ります。ようやく入れ物いっぱいにできた豆を持ち、鬼に立ち向かっていったのかと思いきや、入れ物をカラにして一瞬で戻ってきました。「あれ?もう豆、全部投げたの?」とたずねると、「えほんのところにおいてきた!」と。見に行くと、廊下の絵本棚の上にたくさんの豆が置かれていました。「どういうこと?」と思っていたら、「鬼が来たら投げていいんだよ!」とその子は言いました。なんと、みんなに自由に使ってもらうために置いてくれたようです。また、別のところでは園庭からとってきたローズマリーの葉や、アイビーの葉を手に、鬼に向かっていく子がいました。なるほど!鬼が苦手なヒイラギの葉のつもりなんです。子どもなりに鬼はヒイラギの葉っぱが嫌いということを知っていて、ヒイラギではないけれど、香りの強いローズマリーやちょっとトゲトゲにも見えるアイビーも鬼に利くんじゃないかとの発想がとてもおもしろいです。