なぜインターネットを用いるのか
本研究のシステムは,インターネット上へ公開できるようにHTML(Webページ形式)で構築している。 システムをHTMLにすることは,従来の学習支援システムに比べて次のような利点がある。
- インターネットを利用している誰もが見ることができ,学習することができる。
- 1.によりユーザの層も広がるため,構築者側からみても内容改善の参考になる広範なデータを得ることができる。
- Webブラウザを使用するので,個々のシステムに依存することなく,統一されたインタフェースで利用することができる。
- コンピュータに関する知識は比較的必要とせず,ユーザは簡単な操作ででき,初心者にも使い易い。
近年,教育の現場においてインターネットを利用した実践授業が盛んに行われている。インターネットのメリットは,国や地域を越えてネット上のマルチメディア情報に一様にアクセスできることであり,これからも教育にどんどん利用されることが予想される。そのようなことから,インターネットを用いたシステムは,教育の一助になることが十分期待できると考えられる。
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