本研究室では,屋内環境を表現・認識する手法として「言葉による形状表現」を利用する試みをおこなってきました。1995年度までに,屋内環境をコンピュータ上に作成し,環境認識をおこない,その領域をロボットが移動するシミュレーションをおこなってきました。
1995年度は,三次元計測装置(119KB, JPEG)を試作し,超音波距離センサから得られる距離データをもとにした環境表現・認識を試みました。計算機シミュレーションとは違って,実環境においてデータを取り,環境認識をおこなうのは,予想以上に難しいようです。
1996年度は,さらに発展させ,データ取得とほほ同時に環境表現をおこなうことを試みました。また,計測精度の向上を図り,データ処理の簡便化に努めています。